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スクおじブログ

生活のこと、デザインのこと

踏ん張りどころ

 

こんにちわ。

スクおじです。

 

いきなりですが、僕は約15年の間、

広告会社のグラフィックデザイナーとして働いてきました。

企業や行政・教育機関のパートナーとなりながら、

その広告・販促活動を、主に紙媒体を使ったデザインを通して

お手伝いをさせてもらっています。

 

デザイナーからディレクターという立場になり、

「デザインを細かく突き詰めること」から、

「案件全体を俯瞰で大きく見る目」が必要になってきました。

社外で出会う人も増え、いろいろなお客さまとお話をさせてもらう中で、

最近感じている事があるんです。

それは、

「現場は印刷物からwebへどんどんシフトしてる。」

ということ。

 

インターネット広告費はどんどん伸びていて、

紙媒体全体の広告費を上回ったなんてことも言われてますし。。

数年前から危惧されていたことなので今更?という感じもしますよね。

 

でも「パンフレットのかわりにwebで効果的にさぁ」とか、

「ポスターの予算削ってwebで面白い事なんかできない?」みたいなことを

制作の現場で聞く機会がもの凄く増えてきていることに対して、

今更ながらものすごく危機感を感じています。

 

もちろんこれまでもwebの提案もしていましたが、

そもそも会社自体が印刷を母体としていることもあり、

印刷物の提案や実績が圧倒的に多く、web制作やプロモーションに対しては

会社としても個人としても完全に後手に回ってしまっている感じです。

 

紙とwebでは、その有利性が大きく違うので紙媒体が完全になくなることは

無いにしても、紙媒体の広告が急激に減少しているのは事実です。

つまりはこのままではどんどん仕事がなくなるということ。

 

「マズい」

 

正直そう思っています。

今からたった20年くらい前、写植という特殊な技術を使って

広告を作っていたデザイナーの中には、

Macの登場で激変した状況についていけず

取り残された人が大勢いたそうです。

 

いろんな技術、システムがどんどん登場するこの時代、

広告業界もその制作現場も

目まぐるしいスピードで変化してると実感してます。

新しいと思っていたやり方がすぐに更新されていく。。

「AI」なんてものが話題ですが、2025年には今ある職業の約40%は

無くなるなんてことも言われてますね。

 

どこぞの天才が新しいソフトを開発して、

企業の販促担当者が「売れるデザイン」なんてボタンをポチッとしたら

膨大なデータベースから割り出された理想のデザインが

あっという間に出来上がってしまう、、、なんて時代、

たぶんそう遠くないと思います。

 

「デザインだけできる人間なんて、すぐに淘汰されるぞ」という危機感。

 

できることは、ただ変わろうと動くこと。

悲観して何にもしないうちに

「...仕事がない。。」なんて思わないように、ここは踏ん張りどころと覚悟して

無様にあがいていこうかなと思っています。